【2019.10.23】日経平均株価どうなる!?英下院が欧州連合(EU)離脱協定関連法案を3日間で迅速審議するための議事進行動議を否決



お読みいただきありがとうございます。サラリーマンの筋太郎です。


今回も日経平均株価の相場分析です。前営業日の日経平均株価は微増。22548.9円で取引を終えました。日経225先物ナイトセッションでは日経225先物期近は上昇して22680円で引けています。


米国株式市場は下落して取引を終えました。英下院が欧州連合(EU)離脱協定関連法案を3日間で迅速審議するための議事進行動議を否決したことを受け、下げに転じました。日経平均株価もつられ安になる可能性がありますね。要注意です。



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前営業日の欧米市場は?


米国市場


 米国株式市場は下落して取引を終えた。中盤にかけて上昇していたが、英下院が欧州連合(EU)離脱協定関連法案を3日間で迅速審議するための議事進行動議を否決したことを受け、下げに転じた。[22日 ロイター]


欧州株式市場


ロンドン市場


続伸して取引を終えた。英国の欧州連合(EU)離脱協定案を英議会が可決するかどうかを巡り先行き不透明感が漂う中、ポンドが値下がりし輸出銘柄が買われた。ジョンソン英首相は英議会が協定案を否決した場合、法案を取り下げて総選挙を目指す考えを明らかにした。CMCマーケッツのデービッド・マデン氏は「先週は、協定案が承認されるかもしれないとの期待があったが、今はこの問題を巡り疲労感がある」と述べた。[22日 ロイター]


 英議会下院は22日、欧州連合(EU)離脱協定関連法案を3日間で高速審議するための議事進行動議(プログラム動議)を賛成308、反対322の反対多数で否決した。これを受け、ジョンソン首相が目指す10月31日付での離脱はほぼ不可能になった。下院はまず、ジョンソン首相が取りまとめた新たな離脱協定案を第2読会で賛成329、反対299で可決。これにより協定案の審議などが可能になり、首相は初期ではあるがハードルを1つ超えられた。ただその数分後、スピード審議のための議事進行動議が否決された。政府は期日の今月31日に離脱するにはスピード審議が必要としていた。ジョンソン首相は「下院が再び離脱延期を選んだことを遺憾に思う」とし、次のステップはEUに英国が送付した離脱延期申請に対するEUの回答を待つことになると述べた。EUはジョンソン首相が署名せずに送付した離脱延期申請にまだ回答していない。[22日 ロイター]


英下院は19日、ジョンソン首相が欧州連合(EU)と合意した新たな離脱案の採決について、関連法案が成立するまで先送りするとの動議を322対306の賛成多数で決議した。この決議は、先に同首相がEUと合意した新離脱案に対する英議会の承認が同日中に得られないことを意味する。これにより、議会が9月に成立させた法律に従って、同首相は英国の離脱期限を当初予定の10月31日より先に延ばすよう書面でEUに要請する義務を履行しなければならない。しかし、同首相は決議後、改めてその義務を拒否、10月末の離脱実施に向けた強硬姿勢を強調した。「私はEUと離脱延期について交渉するつもりはないし、法律にそれを強制されることもない」と同氏は議会で表明。EUとの離脱合意について、同首相は10月22日に英議会で採決すると述べた。[19日 ロイター]


欧州市場


 小幅続伸して取引を終えた。決算がまちまちな内容だったことで、ポンド安が追い風となったFTSE100種と比べて小幅な伸びにとどまった。フランスの鉱物製品メーカー大手イメリスは13.0%急落。2019年の業績見通しを引き下げたことが売り材料だった。通期の生産目標を引き下げたノルウェーの石油会社アケルは0.9%安となった。 STOXX欧州600種自動車・部品株指数<.SXAP>は0.79%上昇。ドイツの自動車部品大手のコンチネンタルが4.1%値を上げ、全体水準を押し上げた。自動車の生産の伸びが鈍化していることから25億ユーロ(28億ドル)の評価損を計上したほか、パワートレイン事業を上場ではなくスピンオフ(分離・独立)するとしたことが材料視された。 英国の欧州連合(EU)離脱も注目されている。ジョンソン英首相は英議会が協定案を否決した場合、法案を取り下げて総選挙を目指す考えを明らかにした。議会は1800GMT(日本時間23日午前3時)ごろに離脱合意案の承認に向けた関連法案などを採決
する。[22日 ロイター]




PERから見る日経平均株価の適切な水準は?


PERとは株価収益率を表します。


私はいつもPERの水準で判断しています。PERは株価が1株あたりの純利益の何倍かを示し、成長期待に応じて値が大きくなります。


その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。


実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されているためPERの判断基準は相場に反映されています。


次に、PERはEPSとセットで考えます。


EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。


株価=EPS×PERです。


昨日の日経平均株価のPERとEPSは



  • PER: 12.72001625 倍

  • EPS: 1,772.71 円




でした。


EPSが横這いならば日本企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。


それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。


さて、日経平均株価のPERから下記の基準が考えられます。



  • PER13倍: 23045.23 円 →上値メド

  • PER12倍: 21272.52 円 →妥当な水準の中心

  • PER11倍: 19499.81 円 →下値メド





ボリンジャーバンドから見る日経平均株価は?


25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。


このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。


10/21を含め25日間の日経平均株価の終値は



  • 2019/10/21 22,548.90

  • 2019/10/18 22,492.68

  • 2019/10/17 22,451.86

  • 2019/10/16 22,472.92

  • 2019/10/15 22,207.21

  • 2019/10/11 21,798.87

  • 2019/10/10 21,551.98

  • 2019/10/9 21,456.38

  • 2019/10/8 21,587.78

  • 2019/10/7 21,375.25

  • 2019/10/4 21,410.20

  • 2019/10/3 21,341.74

  • 2019/10/2 21,778.61

  • 2019/10/1 21,885.24

  • 2019/9/30 21,755.84

  • 2019/9/27 21,878.90

  • 2019/9/26 22,048.24

  • 2019/9/25 22,020.15

  • 2019/9/24 22,098.84

  • 2019/9/20 22,079.09

  • 2019/9/19 22,044.45

  • 2019/9/18 21,960.71

  • 2019/9/17 22,001.32

  • 2019/9/13 21,988.29

  • 2019/9/12 21,759.61


です。


ここから25SMAと標準偏差を求めます。



  • 25SMA: 21,919.80 円

  • σ: 343.44 円



以上を用いて-3σ~+3σを求めます。


25SMAに標準偏差の1倍~3倍の値を足したり引いたりするだけです。



  • +3σ : 22950.12 円

  • +2σ : 22606.68 円

  • +1σ : 22263.24 円

  • 25SMA : 21,919.80 円

  • -1σ : 21576.36 円

  • -2σ : 21232.92 円

  • -3σ : 20889.48 円




ボリンジャーバンド水準で見ると10/18は+2σ:22529円の下で終値をつけています。


10/22のナイトセッションでは22680円のため+2σの上にいます。



まとめ



  • 23045 円 :PER水準で見た場合→PER13倍

  • 22950 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+3σ

  • 22607 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+2σ

  • 22263 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ

  • 21920 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→25SMA

  • 21273 円 :PER水準で見た場合→PER12倍

  • 21576 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ

  • 21233 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-2σ

  • 20889 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-3σ

  • 19500 円 :PER水準で見た場合→PER11倍






米中合意がこのまま順調に推移すればPER13倍を超えて上昇する可能性があります。一方、再び米中対立に転じればPER11倍を割り込む恐れもあります。いずれにしてもPERの整数倍の水準で一度調整や折り返しが入ることでしょう。


相場の予測はできません。しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。異常な安値はいずれ修正され上がります。異常な高値はいずれ修正され下がります。


この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。そのため、この記事では株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。



参考書籍




ゾーン 相場心理学入門 (ウィザードブックシリーズ) [ マーク・ダグラス ]





※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。





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