【2019.10.29】日経平均株価23,000円の壁



お読みいただきありがとうございます。サラリーマンの筋太郎です。


今回も日経平均株価の相場分析です。前営業日の日経平均株価は上昇。22867.27円で取引を終えました。日経225先物ナイトセッションでは日経225先物期近は上昇して22960円で引けています。


米中の通商合意が近づいています。これを好感として上昇。しかし、何かあれば急落するリスクは常にあります。トランプ砲に警戒が必要です。これが23,000円の壁の要因の一つでしょう。



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前営業日の欧米市場は?


米国市場


 米国株式市場は上昇。S&P総合は過去最高値を更新したほか、ナスダックも最高値に迫った。米中通商合意への期待や、米連邦準備理事会(FRB)が今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを実施するとの観測が株価押し上げに寄与した。[28日 ロイター]


欧州株式市場


ロンドン市場


 小幅反発して取引を終えた。製薬株が買われたほか、通商協議を巡る米中合意への期待が相場を押し上げた。製薬のアストラゼネカは0.7%上昇。がん治療薬「イミフィンジ」を化学療法と合わせると肺がんの進行を抑えることができるとする後期臨床試験の結果が好感され、一時は3.6%上げる場面もあった。[28日 ロイター]


欧州市場


 続伸して取引を終えた。米中が通商協定で合意に近づいているとの期待から自動車メーカーや資源株が買われた。トランプ米大統領は通商協定の大部分について、予定より早く署名する見込みだと述べた。署名の時期について詳細は示さなかった。[28日 ロイター]




PERから見る日経平均株価の適切な水準は?


PERとは株価収益率を表します。


私はいつもPERの水準で判断しています。PERは株価が1株あたりの純利益の何倍かを示し、成長期待に応じて値が大きくなります。


その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。


実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されているためPERの判断基準は相場に反映されています。


次に、PERはEPSとセットで考えます。


EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。


株価=EPS×PERです。


昨日の日経平均株価のPERとEPSは



  • PER: 12.86999026 倍

  • EPS: 1,776.79 円




でした。


EPSが横這いならば日本企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。


それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。


さて、日経平均株価のPERから下記の基準が考えられます。



  • PER13倍: 23098.27 円 →上値メド

  • PER12倍: 21321.48 円 →妥当な水準の中心

  • PER11倍: 19544.69 円 →下値メド





ボリンジャーバンドから見る日経平均株価は?


25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。


このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。


10/28を含め25日間の日経平均株価の終値は



  • 2019/10/28 22,867.27

  • 2019/10/25 22,799.81

  • 2019/10/24 22,750.60

  • 2019/10/23 22,625.38

  • 2019/10/21 22,548.90

  • 2019/10/18 22,492.68

  • 2019/10/17 22,451.86

  • 2019/10/16 22,472.92

  • 2019/10/15 22,207.21

  • 2019/10/11 21,798.87

  • 2019/10/10 21,551.98

  • 2019/10/9 21,456.38

  • 2019/10/8 21,587.78

  • 2019/10/7 21,375.25

  • 2019/10/4 21,410.20

  • 2019/10/3 21,341.74

  • 2019/10/2 21,778.61

  • 2019/10/1 21,885.24

  • 2019/9/30 21,755.84

  • 2019/9/27 21,878.90

  • 2019/9/26 22,048.24

  • 2019/9/25 22,020.15

  • 2019/9/24 22,098.84

  • 2019/9/20 22,079.09

  • 2019/9/19 22,044.45


です。


ここから25SMAと標準偏差を求めます。



  • 25SMA: 22,053.13 円

  • σ: 461.56 円


以上を用いて-3σ~+3σを求めます。


25SMAに標準偏差の1倍~3倍の値を足したり引いたりするだけです。



  • +3σ : 23437.8 円

  • +2σ : 22976.24 円

  • +1σ : 22514.69 円

  • 25SMA : 22,053.13 円

  • -1σ : 21591.57 円

  • -2σ : 21130.01 円

  • -3σ : 20668.45 円




ボリンジャーバンド水準で見ると10/28は+2σ:22976円の下で終値をつけています。


10/29のナイトセッションでは22960円のため+2σの下にいます。



まとめ



  • 23098 円 :PER水準で見た場合→PER13倍

  • 23438 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+3σ

  • 22976 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+2σ

  • 22515 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ

  • 22053 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→25SMA

  • 21321 円 :PER水準で見た場合→PER12倍

  • 21592 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ

  • 21130 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-2σ

  • 20668 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-3σ

  • 19545 円 :PER水準で見た場合→PER11倍





米中合意がこのまま順調に推移すればPER13倍を超えて上昇する可能性があります。一方、再び米中対立に転じればPER11倍を割り込む恐れもあります。いずれにしてもPERの整数倍の水準で一度調整や折り返しが入ることでしょう。


相場の予測はできません。しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。異常な安値はいずれ修正され上がります。異常な高値はいずれ修正され下がります。


この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。そのため、この記事では株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。



参考書籍




ゾーン 相場心理学入門 (ウィザードブックシリーズ) [ マーク・ダグラス ]





※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。


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