【2019.11.14】11月13日の日経平均株価の終値はピッタリPER14倍。PERからの上限値23,319円。



お読みいただきありがとうございます。サラリーマンの筋太郎です。


今回も日経平均株価の相場分析です。前営業日の日経平均株価は反落。23319.87円で取引を終えました。日経225先物ナイトセッションでは日経225先物期近は横這いの23310円で引けています。


EPSが下落したため、PER14倍の上値基準が23,319円まで下がりました。これ以上の上値追いは思わぬところで急落する恐れがあります。様子見または悪材料が出たタイミングに売りで入るのが賢明です。




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前営業日の欧米市場は?


米国市場


リスクオフ、米上げ幅縮小、米中貿易協議が再び難航との懸念


 NY外為市場ではリスク回避の動きが再燃した。報道によると、米中貿易協議において、中国が米農産品の購入に関する明確な公約を躊躇しているという。米国政府は中国が責任を実際に果たすことを確認してから、関税を緩めたい方針だが、中国側は速やかな関税撤廃を要求している模様。


米国株式相場は日中史上最高値付近から反落。米10年債利回りは1.9%以下で推移した。ナスダックは下落に転じた。ダウ平均株価はかろうじてプラスを維持。ドル・円は108円80銭付近から108円70銭へ反落。ユーロ・円は119円75銭から119円60銭へ反落した。[13日 ロイター]



欧州株式市場


ロンドン市場


反落して取引を終えた。米中通商協議の先行き不透明感が相場の重しとなった。 トランプ米大統領は講演で、米中通商協議の進展について新たな情報を明らかにしなかった。香港のデモが和らぐ兆しがないことと合わさり、金融大手HSBCなどアジアへのエクスポージャーが高い銘柄が値を下げた。投資家は米中通商協議に注視している。両国関係の緊張緩和や関税撤廃に向けた動きがみられる中でも投資家は米中が正式に合意に至るまで慎重な姿勢を保っている。[13日 ロイター]


欧州市場


 反落して取引を終えた。米中通商協議の先行き不透明間や香港でのデモの過激化で、投資家の買い意欲が弱まった。 投資家が注視していた前日のトランプ米大統領の講演では、米中通商協議の進展について詳細が明らかにならなかったことを受け、通商政策に左右されやすいSTOXX欧州600種自動車・部品株指数<.SXAP>や資源株指数<.SXPP>が下落した。[13日 ロイター]




PERから見る日経平均株価の適切な水準は?


PERとは株価収益率を表します。


私はいつもPERの水準で判断しています。PERは株価が1株あたりの純利益の何倍かを示し、成長期待に応じて値が大きくなります。


その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。


実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されているためPERの判断基準は相場に反映されています。


次に、PERはEPSとセットで考えます。


EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。


株価=EPS×PERです。


昨日の日経平均株価のPERとEPSは


  • PER: 14.00004202 倍

  • EPS: 1,665.70 円


でした。


EPSが横這いならば日本企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。


それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。


さて、日経平均株価のPERから下記の基準が考えられます。


世界経済が楽観的に進む場合と悲観的に進む場合で2つのシナリオを想定しました。


楽観シナリオ:欧州危機、米中協議が妥結して世界経済発展


  • PER14倍: 23,319.80 円 →上値メド(楽観シナリオ)

  • PER13倍: 21654.1 円 →妥当な水準の中心(楽観シナリオ)

  • PER12倍: 19988.4 円 →下値メド(楽観シナリオ)



悲観シナリオ:欧州危機、米中協議が決裂して世界経済後退


  • PER13倍: 21654.1 円 →上値メド(悲観シナリオ)

  • PER12倍: 19988.4 円 →妥当な水準の中心(悲観シナリオ)

  • PER11倍: 18322.7 円 →下値メド(悲観シナリオ)






ボリンジャーバンドから見る日経平均株価は?


25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。


このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。


11/13を含め25日間の日経平均株価の終値は



  • 2019/11/13 23,319.87

  • 2019/11/12 23,520.01

  • 2019/11/11 23,331.84

  • 2019/11/8 23,391.87

  • 2019/11/7 23,330.32

  • 2019/11/6 23,303.82

  • 2019/11/5 23,251.99

  • 2019/11/1 22,850.77

  • 2019/10/31 22,927.04

  • 2019/10/30 22,843.12

  • 2019/10/29 22,974.13

  • 2019/10/28 22,867.27

  • 2019/10/25 22,799.81

  • 2019/10/24 22,750.60

  • 2019/10/23 22,625.38

  • 2019/10/21 22,548.90

  • 2019/10/18 22,492.68

  • 2019/10/17 22,451.86

  • 2019/10/16 22,472.92

  • 2019/10/15 22,207.21

  • 2019/10/11 21,798.87

  • 2019/10/10 21,551.98

  • 2019/10/9 21,456.38

  • 2019/10/8 21,587.78

  • 2019/10/7 21,375.25


です。


ここから25SMAと標準偏差を求めます。


  • 25SMA: 22,641.27 円

  • σ: 639.41 円


以上を用いて-3σ~+3σを求めます。


25SMAに標準偏差の1倍~3倍の値を足したり引いたりするだけです。


  • +3σ : 24560 円

  • +2σ : 23920 円

  • +1σ : 23281 円

  • 25SMA : 22641 円

  • -1σ : 22002 円

  • -2σ : 21362 円

  • -3σ : 20723 円


ボリンジャーバンド水準で見ると11/13は


+1σ : 23281<


の上で終値をつけています。


11/13のナイトセッションでは


23310円



のため+1σの下にいます。



まとめ


  • 24560 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+3σ

  • 23920 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+2σ

  • 23320 円 :PER水準で見た場合→PER14倍(楽観シナリオ上限)

  • 23281 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ

  • 22641 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→25SMA

  • 22002 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ

  • 21654 円 :PER水準で見た場合→PER13倍(悲観シナリオ上限)

  • 21362 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-2σ

  • 20723 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-3σ

  • 19988 円 :PER水準で見た場合→PER12倍(楽観シナリオ下限)

  • 18323 円 :PER水準で見た場合→PER11倍(悲観シナリオ下限)




米中合意がこのまま順調に推移、かつ欧州危機が遠のけばPER13倍を超えてPER14倍まで上昇する可能性があります。一方、再び米中対立や英国EU離脱の危機に転じればPER11倍を割り込む恐れもあります。いずれにしてもPERの整数倍の水準で一度調整や折り返しが入ることでしょう。


相場の予測はできません。しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。異常な安値はいずれ修正され上がります。異常な高値はいずれ修正され下がります。


この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。そのため、この記事では株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。



参考書籍




ゾーン 相場心理学入門 (ウィザードブックシリーズ) [ マーク・ダグラス ]





※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。


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