【2019.11.15】今週の日経平均株価は上限値にから触れてから下落。上限値23,341.64円。



お読みいただきありがとうございます。サラリーマンの筋太郎です。


今回も日経平均株価の相場分析です。前営業日の日経平均株価は下落。23141.55円で取引を終えました。日経225先物ナイトセッションでは日経225先物期近は横這いの23120円で引けています。




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前営業日の欧米市場は?


米国市場


  14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円70銭から108円24銭まで下落して引けた。米中通商協議の不透明感がくすぶったほか、中国の低調な経済指標を受けて世界経済への懸念が再燃。米債利回りの低下に伴うドル売りやリスク回避の円買いが優勢となった。[14日 ロイター]



欧州株式市場


ロンドン市場


続落して取引を終えた。プライベートエクイティ(PE)ファンドの3iグループが大幅安となったほか、配当落ち銘柄が売られた。ポンド高は輸出銘柄の重しとなった。3iグループは4.6%下落。新たな投資機会について慎重な見方を示したことが不安視された。 配当落ちしたスーパーマーケット大手セインズベリーと石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル、製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)も値を下げた。[14日 ロイター]


欧州市場


 続落して取引を終えた。ドイツの自動車大手ダイムラーの業績見通しや主要国の軟調な指標を受け、世界経済減速への懸念が高まった。 ダイムラーは4.5%下落した。排ガス規制の強化が2020?21年の利益に打撃となると述べたことが不安視された。10億ユーロ(11億ドル)超の経費削減に向けてメルセデス・ベンツ事業で人件費を削る意向を示した。 ドイツの自動車メーカーは、最大の市場である中国で経済が弱含んでいることから売り上げが不振だ。新たな排ガス試験法も産業の重しとなっている。[14日 ロイター]




PERから見る日経平均株価の適切な水準は?


PERとは株価収益率を表します。


私はいつもPERの水準で判断しています。PERは株価が1株あたりの純利益の何倍かを示し、成長期待に応じて値が大きくなります。


その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。


実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されているためPERの判断基準は相場に反映されています。


次に、PERはEPSとセットで考えます。


EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。


株価=EPS×PERです。


昨日の日経平均株価のPERとEPSは


  • PER: 13.87998872 倍

  • EPS: 1,667.26 円


でした。


EPSが横這いならば日本企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。


それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。


さて、日経平均株価のPERから下記の基準が考えられます。


世界経済が楽観的に進む場合と悲観的に進む場合で2つのシナリオを想定しました。


楽観シナリオ:欧州危機、米中協議が妥結して世界経済発展


  • PER14倍: 23,341.64 円 →上値メド(楽観シナリオ)

  • PER13倍: 21674.38 円 →妥当な水準の中心(楽観シナリオ)

  • PER12倍: 20007.12 円 →下値メド(楽観シナリオ)


悲観シナリオ:欧州危機、米中協議が決裂して世界経済後退


  • PER13倍: 21674.38 円 →上値メド(悲観シナリオ)

  • PER12倍: 20007.12 円 →妥当な水準の中心(悲観シナリオ)

  • PER11倍: 18339.86 円 →下値メド(悲観シナリオ)



ボリンジャーバンドから見る日経平均株価は?


25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。


このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。


11/14を含め25日間の日経平均株価の終値は



  • 2019/11/14 23,141.55

  • 2019/11/13 23,319.87

  • 2019/11/12 23,520.01

  • 2019/11/11 23,331.84

  • 2019/11/8 23,391.87

  • 2019/11/7 23,330.32

  • 2019/11/6 23,303.82

  • 2019/11/5 23,251.99

  • 2019/11/1 22,850.77

  • 2019/10/31 22,927.04

  • 2019/10/30 22,843.12

  • 2019/10/29 22,974.13

  • 2019/10/28 22,867.27

  • 2019/10/25 22,799.81

  • 2019/10/24 22,750.60

  • 2019/10/23 22,625.38

  • 2019/10/21 22,548.90

  • 2019/10/18 22,492.68

  • 2019/10/17 22,451.86

  • 2019/10/16 22,472.92

  • 2019/10/15 22,207.21

  • 2019/10/11 21,798.87

  • 2019/10/10 21,551.98

  • 2019/10/9 21,456.38

  • 2019/10/8 21,587.78


です。


ここから25SMAと標準偏差を求めます。


  • 25SMA: 22,711.92 円

  • σ: 591.40 円


以上を用いて-3σ~+3σを求めます。


25SMAに標準偏差の1倍~3倍の値を足したり引いたりするだけです。


  • +3σ : 24486 円

  • +2σ : 23895 円

  • +1σ : 23303 円

  • 25SMA : 22712 円

  • -1σ : 22121 円

  • -2σ : 21529 円

  • -3σ : 20938 円


ボリンジャーバンド水準で見ると11/13は


+1σ : 23303<


の下で終値をつけています。


11/15のナイトセッションでは


23120円



のため+1σの下にいます。



まとめ


  • 24486 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+3σ

  • 23895 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+2σ

  • 23342 円 :PER水準で見た場合→PER14倍(楽観シナリオ上限)

  • 23303 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ

  • 22712 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→25SMA

  • 22121 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ

  • 21674 円 :PER水準で見た場合→PER13倍(悲観シナリオ上限)

  • 21529 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-2σ

  • 20938 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-3σ

  • 20007 円 :PER水準で見た場合→PER12倍(楽観シナリオ下限)

  • 18340 円 :PER水準で見た場合→PER11倍(悲観シナリオ下限)




米中合意がこのまま順調に推移、かつ欧州危機が遠のけばPER13倍を超えてPER14倍まで上昇する可能性があります。一方、再び米中対立や英国EU離脱の危機に転じればPER11倍を割り込む恐れもあります。いずれにしてもPERの整数倍の水準で一度調整や折り返しが入ることでしょう。


相場の予測はできません。しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。異常な安値はいずれ修正され上がります。異常な高値はいずれ修正され下がります。


この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。そのため、この記事では株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。



参考書籍




ゾーン 相場心理学入門 (ウィザードブックシリーズ) [ マーク・ダグラス ]





※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。


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