【2019.11.20】日経平均株価はこのまま頭打ちか!?【PER上限値23,309.30円】



お読みいただきありがとうございます。サラリーマンの筋太郎です。


今回も日経平均株価の相場分析です。前営業日の日経平均株価は反落。23292.65円で取引を終えました。日経225先物ナイトセッションでは日経225先物期近は横這いの23260円で引けています。




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前営業日の欧米市場は?


米国市場


 金融・債券市場では、長期債利回りが低下し2週間ぶりの低水準を付けた。米中通
商協議を巡って不透明感が根強く、リスク選好が全般的に後退した。市場は米中の妥結に慎重ながらも楽観的だが、交渉が一進一退を繰り返していることから、手控えムードも広がっている。アクション・エコノミクス(サンフランシスコ)の国際債券部マネジングディレクター、キム・ルパート氏は「株式に多少売りが出ており、安全志向の取引だ」と指摘した。トランプ米大統領は19日、米政府が中国と通商問題で合意できなければ、対中関税を一段と引き上げると強調。中国は「自分自身が気に入る」ディール(取引)を行う必要があるとし、「われわれが中国とディールを行えなければ、単に関税を一段と引き上げるだけだ」と述べた。[19日 ロイター]



欧州株式市場


ロンドン市場


 続伸して取引を終えた。中国がさらなる景気刺激策を導入するとの期待が高まったほか、ヘルス製品・安全装置メーカーのハルマの値上がりが市場心理を支えた。英総選挙の世論調査で与党・保守党が優勢なことが引き続き国内銘柄を押し上げた。[19日 ロイター]


欧州市場


 下落して取引を終えた。米中通商協議を巡る見通しが晴れない中、不安定な相場展開だった。 STOXX欧州600種<.STOXX>は一時約0.5%上げて2015年7月以来の高値を付けたが、終盤にかけてマイナス圏へ転じた。前日は中国政府が米国との通商合意を巡り悲観的であるとの報道があった。一方、トランプ米政権は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する米国製品の禁輸措置の猶予期間を再び90日間延長することを決めた。[19日 ロイター]




PERから見る日経平均株価の適切な水準は?


PERとは株価収益率を表します。


私はいつもPERの水準で判断しています。PERは株価が1株あたりの純利益の何倍かを示し、成長期待に応じて値が大きくなります。


その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。


実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されているためPERの判断基準は相場に反映されています。


次に、PERはEPSとセットで考えます。


EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。


株価=EPS×PERです。


昨日の日経平均株価のPERとEPSは



  • PER: 13.9899997 倍

  • EPS: 1,664.95 円


でした。


EPSが横這いならば日本企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。


それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。


さて、日経平均株価のPERから下記の基準が考えられます。


世界経済が楽観的に進む場合と悲観的に進む場合で2つのシナリオを想定しました。


楽観シナリオ:欧州危機、米中協議が妥結して世界経済発展



  • PER14倍: 23,309.30 円 →上値メド(楽観シナリオ)

  • PER13倍: 21644.35 円 →妥当な水準の中心(楽観シナリオ)

  • PER12倍: 19979.4 円 →下値メド(楽観シナリオ)


悲観シナリオ:欧州危機、米中協議が決裂して世界経済後退



  • PER13倍: 21644.35 円 →上値メド(悲観シナリオ)

  • PER12倍: 19979.4 円 →妥当な水準の中心(悲観シナリオ)

  • PER11倍: 18314.45 円 →下値メド(悲観シナリオ)



ボリンジャーバンドから見る日経平均株価は?


25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。


このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。


11/19を含め25日間の日経平均株価の終値は



  • 2019/11/19 23,292.65

  • 2019/11/18 23,416.76

  • 2019/11/15 23,303.32

  • 2019/11/14 23,141.55

  • 2019/11/13 23,319.87

  • 2019/11/12 23,520.01

  • 2019/11/11 23,331.84

  • 2019/11/8 23,391.87

  • 2019/11/7 23,330.32

  • 2019/11/6 23,303.82

  • 2019/11/5 23,251.99

  • 2019/11/1 22,850.77

  • 2019/10/31 22,927.04

  • 2019/10/30 22,843.12

  • 2019/10/29 22,974.13

  • 2019/10/28 22,867.27

  • 2019/10/25 22,799.81

  • 2019/10/24 22,750.60

  • 2019/10/23 22,625.38

  • 2019/10/21 22,548.90

  • 2019/10/18 22,492.68

  • 2019/10/17 22,451.86

  • 2019/10/16 22,472.92

  • 2019/10/15 22,207.21

  • 2019/10/11 21,798.87


です。


ここから25SMAと標準偏差を求めます。



  • 25SMA: 22,928.58 円

  • σ: 427.49 円


以上を用いて-3σ~+3σを求めます。


25SMAに標準偏差の1倍~3倍の値を足したり引いたりするだけです。



  • +3σ : 24211 円

  • +2σ : 23784 円

  • +1σ : 23356 円

  • 25SMA : 22929 円

  • -1σ : 22501 円

  • -2σ : 22074 円

  • -3σ : 21646 円




まとめ



  • 24211 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+3σ

  • 23784 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+2σ

  • 23356 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ

  • 23309 円 :PER水準で見た場合→PER14倍(楽観シナリオ上限)

  • 22929 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→25SMA

  • 22501 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ

  • 22074 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-2σ

  • 21644 円 :PER水準で見た場合→PER13倍(悲観シナリオ上限)

  • 21646 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-3σ

  • 19979 円 :PER水準で見た場合→PER12倍(楽観シナリオ下限)

  • 18314 円 :PER水準で見た場合→PER11倍(悲観シナリオ下限)




米中合意がこのまま順調に推移、PER14倍まで上昇する可能性があります。一方、再び米中対立や英国EU離脱の危機に転じればPER11倍を割り込む恐れもあります。いずれにしてもPERの整数倍の水準で一度調整や折り返しが入ることでしょう。


相場の予測はできません。しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。異常な安値はいずれ修正され上がります。異常な高値はいずれ修正され下がります。


この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。そのため、この記事では株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。



参考書籍




ゾーン 相場心理学入門 (ウィザードブックシリーズ) [ マーク・ダグラス ]





※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。


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