【2019.11.28】米中貿易協議合意→【上限値24915円】,決裂→【上限値23288円】】



お読みいただきありがとうございます。サラリーマンの筋太郎です。


今回も日経平均株価の相場分析です。前営業日の日経平均株価は続伸。23437.77円で取引を終えました。日経225先物ナイトセッションでは日経225先物期近は続伸して23590円で引けています。




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前営業日の欧米市場は?


米国市場


  27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円14銭から109円61銭まで上昇し、109円60銭付近で引けた。米国の7-9月期GDP改定値が上方修正されたほか、10月耐久財受注が予想外に増加し、先週分新規失業保険申請件数も低下したことなどが好感され、ドル買い、円売りが優勢になった。

 27日のNY原油先物は反落。58.54ドルから57.51ドルまで下落し、58.11ドルで引けた。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報(週次石油在庫統計)で、原油在庫が小幅減少予想に反して157万バレル増加。また、原油生産量も日量1290万バレルまで拡大していたことから、売りが強まった。その後、「イラクでデモ隊がイラン領事館に放火」と伝えられ、中東有事による供給懸念への連想につながったとみられ、買い戻しがやや優勢になった。[27日 ロイター]



欧州株式市場


ロンドン市場


 4営業日続伸して取引を終えた。トランプ米大統領が中国との通商交渉について「第1段階」の合意は近いと発言したことで買い意欲が強まった。好調な業績見通しを示したブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT) も大幅高だった。アジアへのエクスポージャーが高い金融大手HSBCは0.4%上昇した。BATは3.1%上昇した。通期の売り上げが、長期的な目標範囲の上半分に達する見通しを示したことが好感された。[27日 ロイター]



欧州市場


  上昇して取引を終えた。合併・買収(M&A)期待で通信株が買われた。また、トランプ米大統領が中国との通商協議について前向きな発言をしたことで市場心理が好転した。通信大手ドイツテレコムは1.3%上昇した。フランスの同業オランジュとの合併を検討しているとの報道が材料視された。報道を否定したオランジュは横ばいだった。STOXX欧州600種通信株指数<.SXKP>は1.08%上昇した。トランプ大統領は前日、米中貿易協議に関し「最後の苦しみ」段階にあると述べた。通商政策に左右されやすいドイツのクセトラDAX指数<.GDAXI>は0.38%上昇した。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は3.1%高だった。米国の電子タバコ市場の伸びが鈍化していることから、電子タバコ事業は売り上げの伸びが鈍化するとしたものの、全体の通期の売り上げ見通しを引き上げたことが好感された。[27日 ロイター]




PERから見る日経平均株価の適切な水準は?


PERとは株価収益率を表します。


私はいつもPERの水準で判断しています。PERは株価が1株あたりの純利益の何倍かを示し、成長期待に応じて値が大きくなります。


その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。


実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されているためPERの判断基準は相場に反映されています。


次に、PERはEPSとセットで考えます。


EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。


株価=EPS×PERです。


昨日の日経平均株価のPERとEPSは



  • PER: 14.09002483 倍

  • EPS: 1,663.43 円


でした。


EPSが横這いならば日本企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。


それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。


さて、日経平均株価のPERから下記の基準が考えられます。


世界経済が楽観的に進む場合と悲観的に進む場合で2つのシナリオを想定しました。


楽観シナリオ:欧州危機、米中協議が妥結して世界経済発展



  • PER15倍: 24,951.45 円 →上値メド(楽観シナリオ)

  • PER14倍: 23288.02 円 →妥当な水準の中心(楽観シナリオ)

  • PER13倍: 21624.59 円 →下値メド(楽観シナリオ)


悲観シナリオ:欧州危機、米中協議が決裂して世界経済後退



  • PER14倍: 23288.02 円 →上値メド(悲観シナリオ)

  • PER13倍: 21624.59 円 →妥当な水準の中心(悲観シナリオ)

  • PER12倍: 19961.16 円 →下値メド(悲観シナリオ)



ボリンジャーバンドから見る日経平均株価は?


25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。


このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。


11/27を含め25日間の日経平均株価の終値は



  • 2019/11/27 23,437.77

  • 2019/11/26 23,373.32

  • 2019/11/25 23,292.81

  • 2019/11/22 23,112.88

  • 2019/11/21 23,038.58

  • 2019/11/20 23,148.57

  • 2019/11/19 23,292.65

  • 2019/11/18 23,416.76

  • 2019/11/15 23,303.32

  • 2019/11/14 23,141.55

  • 2019/11/13 23,319.87

  • 2019/11/12 23,520.01

  • 2019/11/11 23,331.84

  • 2019/11/8 23,391.87

  • 2019/11/7 23,330.32

  • 2019/11/6 23,303.82

  • 2019/11/5 23,251.99

  • 2019/11/1 22,850.77

  • 2019/10/31 22,927.04

  • 2019/10/30 22,843.12

  • 2019/10/29 22,974.13

  • 2019/10/28 22,867.27

  • 2019/10/25 22,799.81

  • 2019/10/24 22,750.60


です。


ここから25SMAと標準偏差を求めます。



  • 25SMA: 23,145.84 円

  • σ: 245.53 円


以上を用いて-3σ〜+3σを求めます。


25SMAに標準偏差の1倍〜3倍の値を足したり引いたりするだけです。



  • +3σ : 23882 円

  • +2σ : 23637 円

  • +1σ : 23391 円

  • 25SMA : 23146 円

  • -1σ : 22900 円

  • -2σ : 22655 円

  • -3σ : 22409 円




まとめ



  • 24951 円 :PER水準で見た場合→PER15倍(楽観シナリオ上限)

  • 23882 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+3σ

  • 23637 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+2σ

  • 23391 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ

  • 23288 円 :PER水準で見た場合→PER14倍(悲観シナリオ上限)

  • 23146 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→25SMA

  • 22900 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ

  • 22655 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-2σ

  • 22409 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-3σ

  • 21625 円 :PER水準で見た場合→PER13倍(楽観シナリオ下限)

  • 19961 円 :PER水準で見た場合→PER12倍(悲観シナリオ下限)




米中合意がこのまま順調に推移、PER15倍まで上昇する可能性があります。一方、再び米中対立や英国EU離脱の危機に転じればPER12倍を割り込む恐れもあります。いずれにしてもPERの整数倍の水準で一度調整や折り返しが入ることでしょう。


相場の予測はできません。しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。異常な安値はいずれ修正され上がります。異常な高値はいずれ修正され下がります。


この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。そのため、この記事では株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。



参考書籍




ゾーン 相場心理学入門 (ウィザードブックシリーズ) [ マーク・ダグラス ]





※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。


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