【2019.12.20】日経平均株価は24000円の壁!?EPS下落で次の上限ライン【PER15倍24654円】



お読みいただきありがとうございます。


今回も日経平均株価の相場分析です。前営業日の日経平均株価は反発。23864.85円で取引を終えました。日経225先物ナイトセッションでは日経225先物期近は横ばいの23780円で引けています。




3F772CF9-4F8E-4F55-95DD-9710D7F79D3E.jpeg






前営業日の欧米市場は?


米国市場



 NY外為市場ではドルが下げ止まった。米下院は本日中にUSMCAの採決を予定していると報じられたことが好感された。ドル・円は109円18銭の安値から109円30銭近くまで戻した。ユーロ・ドルは1.1130ドルから1.1125ドルへじり安。

朝方発表された米国の12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や11月中古住宅販売件数、景気先行指数などが軒並み予想を下回つたためドル売りに拍車がかかった。しかし、米中貿易合意と同様にUSMCAの成立は景気先行き見通しの改善につながる。
[19日 ロイター]



欧州株式市場


ロンドン市場


 7営業日続伸して取引を終えた。4カ月超ぶりの高値をつけた。英国が2020年末に欧州連合(EU)と合意せずに離脱する可能性が不安視されてポンドが下落し、輸出銘柄が買われた。
先週の総選挙でジョンソン英首相率いる与党保守党が過半数の議席を獲得したことで当初、株価は上昇したが、ジョンソン氏がEU離脱後の移行期間を20年12月より後に持ち越さない構えを示したことで合意なき離脱への不安が浮上した。
ポンドは2週間ぶりの安値をつけ、日用品のユニリーバや製薬のアストラゼネカなどドルで収益を上げる国際的な銘柄が値を上げた。
イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会での決定は予想通りの内容で、相場を動かす材料とならなかった。市場は、ジョンソン首相がEUとまとめた離脱協定法案zの20日の議会採決に注目している。[19日 ロイター]



欧州市場


  薄商いの中、まちまちで取引を終えた。企業ニュースや中央銀行の政策決定会合は大きな材料とならなかった。
相場は、米中通商合意や英総選挙での与党保守党の勝利を受けて上昇した週初めの高値をやや下回る水準にある。
ジョンソン英首相が欧州連合(EU)離脱後の移行期間を2020年12月の後に持ち越さない構えを示したことから、合意なきEU離脱を巡る懸念が再浮上しており、投資家は慎重な姿勢を保った。ロンドン・アンド・キャピタルで株式部門を率いるロジャー・ジョーンズ氏は「投資家は年末前に新たな動きに出ることよりも、先週のニュースを消化しているところだ。2020年の動きを考えているのもあるだろう」と述べた。[19日 ロイター]




PERから見る日経平均株価の適切な水準は?


PERとは株価収益率を表します。


私はいつもPERの水準で判断しています。PERは株価が1株あたりの純利益の何倍かを示し、成長期待に応じて値が大きくなります。


その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。


実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されているためPERの判断基準は相場に反映されています。


次に、PERはEPSとセットで考えます。


EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。


株価=EPS×PERです。


昨日の日経平均株価のPERとEPSは



  • PER: 14.52004162 倍

  • EPS: 1,643.58 円


でした。


EPSが横這いならば日本企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。


それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。


さて、日経平均株価のPERから下記の基準が考えられます。



  • PER15倍: 24,653.70 円 →上値メド(楽観シナリオ)

  • PER14倍: 23010.12 円 →妥当な水準の中心(楽観シナリオ)

  • PER13倍: 21366.54 円 →下値メド(楽観シナリオ)



ボリンジャーバンドから見る日経平均株価は?


25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。


このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。


12/19を含め25日間の日経平均株価の終値は



  • 2019/12/19 23,864.85

  • 2019/12/18 23,934.43

  • 2019/12/17 24,066.12

  • 2019/12/16 23,952.35

  • 2019/12/13 24,023.10

  • 2019/12/12 23,424.81

  • 2019/12/11 23,391.86

  • 2019/12/10 23,410.19

  • 2019/12/9 23,430.70

  • 2019/12/6 23,354.40

  • 2019/12/5 23,300.09

  • 2019/12/4 23,135.23

  • 2019/12/3 23379.81

  • 2019/12/2 23529.50

  • 2019/11/29 23,293.91

  • 2019/11/28 23,409.14

  • 2019/11/27 23,437.77

  • 2019/11/26 23,373.32

  • 2019/11/25 23,292.81

  • 2019/11/22 23,112.88

  • 2019/11/21 23,038.58

  • 2019/11/20 23,148.57

  • 2019/11/19 23,292.65

  • 2019/11/18 23,416.76


です。


ここから25SMAと標準偏差を求めます。



  • 25SMA: 23,452.69 円

  • σ: 282.34 円


以上を用いて-3σ〜+3σを求めます。


25SMAに標準偏差の1倍〜3倍の値を足したり引いたりするだけです。



  • +3σ : 24300 円

  • +2σ : 24017 円

  • +1σ : 23735 円

  • 25SMA : 23453 円

  • -1σ : 23170 円

  • -2σ : 22888 円

  • -3σ : 22606 円




まとめ



  • 24654 円 :PER水準で見た場合→PER15倍(上限)

  • 24300 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+3σ

  • 24017 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+2σ

  • 23735 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ

  • 23453 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→25SMA

  • 23010 円 :PER水準で見た場合→PER14倍(中央)

  • 23170 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ

  • 22888 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-2σ

  • 22606 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-3σ

  • 21367 円 :PER水準で見た場合→PER13倍(下限)




過去の日経平均株価のクセを考慮すると、PERの整数倍の水準で一度調整や折り返しが入ることでしょう。


相場の予測はできません。しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。異常な安値はいずれ修正され上がります。異常な高値はいずれ修正され下がります。


この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。そのため、この記事では株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。






※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。


この記事へのコメント

[PR]