【2019.12.23】日米英欧中台香など、政治指導者の決断や駆け引きで市場は激変【PER15倍24672円】



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今回も日経平均株価の相場分析です。前営業日の日経平均株価は下落。23816.63円で取引を終えました。日経225先物ナイトセッションでは日経225先物期近は横ばいの23800円で引けています。




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前営業日の欧米市場は?


米国市場


  株価が最高値を更新して取引を終えた。米中通商協議を巡る楽観的な見方が継続する中、米個人消費支出が堅調に伸びたことが押し上げ要因となった。
商務省がこの日に発表した11月の個人消費支出(季節調整済み)は、前月比0.4%増と底堅く伸び、市場予想と一致した。[nL4N28U3SG]このほかこの日はトランプ米大統領が中国の習近平国家主席と通商面や香港および北朝鮮の問題について協議し、「前進した」と述べた。
S&P総合500種は7営業日連続で取引時間中としての最高値を更新。2017年10月以来最長となった。ナスダック総合は8営業日連続で上昇した。
グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツ(サウスカロライナ州)の最高投資責任者(CIO)、ウォルター・トッド氏は「毎年この時期は市場は追い風を受ける」とし、「今から年末までの間に、現在の市場の方向性を変えるようなものは何もない」と述べた。
[20日 ロイター]



欧州株式市場


ロンドン市場


 8営業日続伸して取引を終えた。英国が合意なしに欧州連合(EU)を離脱するとの不安からポンドが低迷しており、輸出銘柄の追い風となっている。週間ベースでは3.11%上昇し、2016年12月以来の大幅な伸びとなった。
連続上昇の期間は17年5月以来の長さになる。先週の総選挙でジョンソン英首相率いる与党保守党が勝利した当初は、国内経済に左右されやすい銘柄が買われた。その後、ジョンソン氏がEU離脱後に貿易協定を締結する移行期間を20年12月より後に持ち越さない構えを示したことで合意なき離脱への不安が浮上した。[20日 ロイター]



欧州市場


 上昇して取引を終えた。STOXX欧州600種は週初めに付けた過去最高値に迫った。英国が来年1月31日の欧州連合(EU)離脱に向けて前進したことで、3年超続く先行き不透明感が消えるとの期待が相場を押し上げた。
英議会は、EU離脱に向けた関連法案の概要部分を可決した。英国のEU離脱を巡る明るい材料のほか、米中貿易摩擦の緩和を受けSTOXX欧州600種は第4・四半期として2011年以来の大幅な上昇となる見込みだ。アナリストはまた、欧州の景気が回復する中で2020年は欧州株式相場が比較的力強いとみている。
コンコード・フィナンシャル・グループのマネジングディレクター、Ephie Coumanakos氏は「全体として20年は欧州にとって良い年となるだろう。加速するわけではない。成長率は引き続き、抑制されるが、改善も見られ始めている。物価上昇圧力がもう少し増すと良い。慎重ながらも楽観している」と語った。[20日 ロイター]




PERから見る日経平均株価の適切な水準は?


PERとは株価収益率を表します。


私はいつもPERの水準で判断しています。PERは株価が1株あたりの純利益の何倍かを示し、成長期待に応じて値が大きくなります。


その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。


実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されているためPERの判断基準は相場に反映されています。


次に、PERはEPSとセットで考えます。


EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。


株価=EPS×PERです。


昨日の日経平均株価のPERとEPSは



  • PER: 14.48004305 倍

  • EPS: 1,644.79 円


でした。


EPSが横這いならば日本企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。


それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。


さて、日経平均株価のPERから下記の基準が考えられます。



  • PER15倍: 24671.85 円 →上値メド(楽観シナリオ)

  • PER14倍: 23027.06 円 →妥当な水準の中心(楽観シナリオ)

  • PER13倍: 21382.27 円 →下値メド(楽観シナリオ)



ボリンジャーバンドから見る日経平均株価は?


25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。


このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。


12/20を含め25日間の日経平均株価の終値は



  • 2019/12/20 23,816.63

  • 2019/12/19 23,864.85

  • 2019/12/18 23,934.43

  • 2019/12/17 24,066.12

  • 2019/12/16 23,952.35

  • 2019/12/13 24,023.10

  • 2019/12/12 23,424.81

  • 2019/12/11 23,391.86

  • 2019/12/10 23,410.19

  • 2019/12/9 23,430.70

  • 2019/12/6 23,354.40

  • 2019/12/5 23,300.09

  • 2019/12/4 23,135.23

  • 2019/12/3 23379.81

  • 2019/12/2 23529.50

  • 2019/11/29 23,293.91

  • 2019/11/28 23,409.14

  • 2019/11/27 23,437.77

  • 2019/11/26 23,373.32

  • 2019/11/25 23,292.81

  • 2019/11/22 23,112.88

  • 2019/11/21 23,038.58

  • 2019/11/20 23,148.57

  • 2019/11/19 23,292.65


です。


ここから25SMAと標準偏差を求めます。



  • 25SMA: 23,473.22 円

  • σ: 289.31 円


以上を用いて-3σ〜+3σを求めます。


25SMAに標準偏差の1倍〜3倍の値を足したり引いたりするだけです。



  • +3σ : 24341 円

  • +2σ : 24052 円

  • +1σ : 23763 円

  • 25SMA : 23473 円

  • -1σ : 23184 円

  • -2σ : 22895 円

  • -3σ : 22605 円




まとめ



  • 24672 円 :PER水準で見た場合→PER15倍(上限)

  • 24341 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+3σ

  • 24052 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+2σ

  • 23763 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ

  • 23473 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→25SMA

  • 23184 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ

  • 23027 円 :PER水準で見た場合→PER14倍(中央)

  • 22895 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-2σ

  • 22605 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-3σ

  • 21382 円 :PER水準で見た場合→PER13倍(下限)




過去の日経平均株価のクセを考慮すると、PERの整数倍の水準で一度調整や折り返しが入ることでしょう。


相場の予測はできません。しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。異常な安値はいずれ修正され上がります。異常な高値はいずれ修正され下がります。


この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。そのため、この記事では株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。






※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。


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